


臨床恋愛講座
フランク・タリス 訳=春日井晶子
ランダムハウス講談社/2006年8月2日発行/四六判/上製本/カバー装/丸背
このタイトルの明朝体は手描きなんですね……。効果的かどうかはわかりませんが、当時シンプルな装幀には手間暇をかける必要があるとかなり強く思っていました。カバーは2色で表面加工はニス、帯は1色。
書籍装本設計 真田幸文堂
ランダムハウス講談社/2006年8月2日発行/四六判/上製本/カバー装/丸背
このタイトルの明朝体は手描きなんですね……。効果的かどうかはわかりませんが、当時シンプルな装幀には手間暇をかける必要があるとかなり強く思っていました。カバーは2色で表面加工はニス、帯は1色。
幻戯書房/2006年6月20日発行/A5判/上製本/函カバー装/絹表紙/角背
装幀を担当。表紙は大正4年に籾山書店より刊行された森鷗外の『雁』の意匠を参考にして、絹を青く染めたものに金の箔を捺しています。函は斜めにカットされています。
六花書林/2006年6月20日発行/四六判/上製本/カバー装/丸背
天使モチーフ第2作です。個人的な好みを押し出した装幀ですが、内容にはしっかりと合っていたと思います。
ランダムハウス講談社/2005年12月21日発行/四六判/上製本/カバー装/丸背
シリーズ5冊目。実は天使モチーフ第1作で、帯に封筒をくぐる天使が描かれています。カバーは2色で表面加工はマットPP。帯は2色で表面加工はグロスPP。
ランダムハウス講談社/2005年12月7日発行/四六判/上製本/カバー装/丸背
シリーズ4冊目。カバーは2色で表面加工はマットPP。帯は2色で表面加工はグロスPP。
六花書林/2005年12月2日発行/四六判/上製本/カバー装
六花書林の第二冊目の本。タイトルはつや黒の箔捺し。宮崎斗士氏の句集は第一冊目の本書のほか、第二冊目『そんな青』も六花書林より刊行され、その装幀を担当しています。
六花書林/2005年11月27日発行/四六判/上製本/カバー装/丸背
六花書林の第一冊目の本。カバーは2色で表面加工はニス、帯は1色。タイトルとそのまわり配した輝く小さな星をつや銀箔で捺しています。控えめながらもとても気に入っている装幀です。六花書林の社主は歌人でもある宇田川寛之氏(俳句もやられています)で、歌人の花笠海月氏を介して知己を得ました。以後、現在(2020年9月)までに六花書林から刊行された200冊以上の本の装幀をすべて手がけてさせてもらっています。決して派手とはいえない控えめな美的感覚を肯定してくれた宇田川さんとの出会いがあったことは、装幀家としてとても幸せなことだと思います。
ランダムハウス講談社/2005年10月25日発行/四六判/上製本/カバー装/丸背
シリーズ3冊目。カバーは2色で表面加工はマットPP。帯は2色で表面加工はグロスPP。
ランダムハウス講談社/2005年9月28日発行/四六判/上製本/カバー装/丸背
シリーズ2冊目。カバーは2色で表面加工はマットPP。帯は2色で表面加工はグロスPP。
幻戯書房/2005年8月15日発行/A5判/上製本/函カバー装/絹表紙/角背
表紙は大正4年に籾山書店より刊行された森鷗外の『雁』の意匠を参考にして、絹を赤く染めたものに黒の箔(『雁』赤表紙では金ですが)を捺しています。函は斜めにカットされています。
ランダムハウス講談社/2004年12月8日発行/四六判/上製本/カバー装/丸背
独立当初の仕事からカバーは色数少なめが好みでした。カバーは2色、表面加工はマットPP。帯は4色で表面加工はグロスPP。
幻戯書房/2004年11月19日発行/A5判/上製本/函カバー装/絹表紙/角背
諸事情あって中途から、というか付物を決定する必要がある直前に装幀作業に参加しました(ですから一巻には真田の名前が装幀者表記にありません)。表紙は絹表紙に赤と黒の箔押し二種です。函は斜めにカットされています。表紙の意匠は大正4年に籾山書店より刊行された森鷗外の『雁』の赤表紙、青表紙の装幀を引用しており、赤と赤の表紙はそれぞれ2巻、3巻に反映されています。制作の中で故小尾俊人氏と関わることができたのはよい経験でした。