朝から一つずつ仕事を終わらせる。昼過ぎに少し仮眠して、また仕事。ジュンク堂の三階(文芸書)に行き、新刊を確認する。帰宅後、仕事に戻るもののここ最近、眠る時間帯が少なく不安定なので少しつらい。不在で受け取れなかった宅配便が書店より届く。小村雪岱関連の本。注文したものは本だが、おそらく付いているのではないかと考えていた内容見本が予想通り本に挟んであり、恥ずかしながら一人で拳を握った。これは嬉しい。雪岱論文に組み込もうと思う。夜の0時頃に一時間ぐらい眠ってから再作業。PDFを送り、明日(今日)の仕度を済ませる。
日録 2020年7月5日(日曜)
昨日は徹夜で仕事だったので、昼ぐらいまで横になっていた。さて都知事選の投票日。これから近所の小学校へ投票をしにいって、食事をして、本を読む予定。夜は明日一揃い見せる予定の付物のデザイン。明日は川越市立美術館の常設展「小村雪岱とゆかりの人々」を見に行こうと思っていたが、月曜は定休日だった。三月に行こうと思っていた展覧会が休止のまま終わってしまったので、小さな展示とはいえ早めに見に行こうと思う。
日録 2020年7月4日(土曜)
前日の夜からお昼過ぎまで仕事。色々重なって少々しんどい。神保町に出て打ち合わせ。田村書店は開いていたが17時で閉めているようだ。その後、出力の手伝い。
日録 2020年7月1日(水曜)
大阪から朝一で帰京。。新大阪駅でかんたんなお弁当とねりものを購入するのも恒例行事か。一泊しているとはいえ新幹線の移動は疲れる。昼からたまったメールの返信や修正仕事など。組版仕事も進める。電話でもろもろ相談。今日はベイスターズは逆転勝ち。梶谷選手もがんばっている。近所の中華でタンメン。
日録 2020年6月30日(火曜)
今日も天王寺のホテルで日録を書く。事務所のiMacじゃないと仕事ができないので書く余裕が生まれるのかもしれない。今回も朝一で池袋を出て品川経由で新幹線。大阪へ。大学で講義を二コマ。ようやくサーバ経由でのデータ渡しができるようになった。帰りに天王寺の構内の立ち食いうどん屋へ。今回は山菜うどん(330円ぐらいだったかな?)を食べる。仮眠をとってからちょっと仕事。いま午前3時過ぎ、これから新幹線の時間まで本を読む。
明日は7月1日。騒がしい2020年の前半だった。ステイホームと言われても、いつも事務所にこもって仕事をしているので、あまり変わらなかったように思う。とはいえ数少ない外部との交流である編集子との飲みや打ち合わせ、そして古書会館での即売展がなくなってしまったので人と直接話すことがかなり減った。やはり影響は大きかったか。もう少し落ちついたら大阪の古書店にも足を伸ばしたいが。
日録 2020年6月29日(月曜)
明日は大阪なので今日はちょっと忙しかった。仕事がもろもろ動き出した感じがする。二冊の色校正のチェックを済ませて返信。随筆集の三刷用のデータを送る。さらりと書いているが三刷である。つくってよかった。編集印税は一円も入らないけれども、小村雪岱の〈読者〉がいるという事実は嬉しい。夜に付物PDFを一揃い送り、夜中にラフ案を送る。ちょっとミスがあったのでやはり急ぎの時は気をつけないいけない。湿気が酷い。
日録 2020年6月26日(金曜)
日録 2020年6月23日(火曜)
朝一で池袋を出て品川経由で新幹線。大阪へ。大学で講義を二コマ。まだ現場の設定で不明なところが多く、三時間以上余裕を持って向かっている。データ関係でまだ不具合があったが副手のKさんが処理してくれて、次回は大丈夫そう。副手のMくんから色々おもしろい話を聞く。天王寺の構内の立ち食いうどん屋で230円のかけを食べるのがルーチンになりつつある。ホテルで仮眠をとってから明日の仕事の準備。それから文章仕事も。いつも遅くてごめんなさい。そして『本の雑誌の坪内祐三』を拾い読みしている。坪内祐三の言う「神保町の魔神」の一人におそらく僕はもうなっているのだろう。
イタリア土産の生ハム[2018年5月6日]
ゴールデンウィーク最終日の今日は生ハムを食べる会。スクーターショップをやっている友達とワインを飲みながら喰らう。生ハムはイタリアに旅行に行っていた後輩がお土産にくれたのを、今日の為に残しておいたもの。とにかく美味い。こんな美味しい生ハム食べると本気でイタリアに行ってみたくなるなぁ。
友達に現在のヴェスパやランブレッタの車体料金事情を聞いて、その高騰具合に驚く。それはちょっと若い人には買えないかもな。余裕ができたらランブレッタも乗ってみたいと思っていたが……。
「藤田嗣治 本のしごと──文字を装う絵の世界」へ
今日(5月5日)は目黒美術館の「藤田嗣治 本のしごと──文字を装う絵の世界」へ。コンパクトな展示を想像していたけど、かなり充実している内容で驚く。日本や、藤田が留学していたフランスなどで刊行された、藤田が関わった本がもうそれはたくさん展示してあって、戦前の日本で手がけた雑誌の表紙絵(「ホーム・ライフ」)や、岡本かの子の『わが最終歌集』といった装幀本なんかは持っていたりするけれども、洋書はさすがに一冊も持っておらず眼福でした。本好きにはたまらない内容なのでこれは色々な人に薦めることになりそう。また、本だけでなく、絵葉書もかなりの枚数展示してあって、これらがとてもよい感じ。画家の絵葉書というのはなんとまぁ魅力的なんだろうと。きっと小村雪岱の絵葉書なんかもたくさんあるのだろうけど、こうしてまとまって収蔵、もしくは記録されていないのが残念だなぁと。(ちなみに雪岱の絵葉書は学生時代の同級生宛の絵葉書を一枚だけ持っています。)
一時間ぐらいで見終わるかと考えていたけれども、展示品の本や絵葉書などがかなり点数なので、絵葉書などを熟読するなら、最低でも三時間ぐらい必要じゃないだろうか。館員の方に聞いたところ、この展覧会自体は巡回するけれども、その館ごとに展示内容が少し変わるらしく、絵葉書などはこの美術館のみの展示?らしいので、せっかく実物を見れるのなら気合いを入れて現場で読みたいじゃないか! そして図録もとても充実!購入した図録を読み込んで、藤田のビブリオ世界を改めて堪能する予定です。
ちなみに東京都庭園美術館で開催中の「鹿島茂コレクション フランス絵本の世界」も見たかったけれども、藤田の展覧会が想像以上に時間をかけることになったので日を改めることに。こちらでは同時開催中の「旧朝香宮邸物語」の建物公開が写真撮影OKなので、それも結構楽しみにしている。それとここはカフェに行くのも楽しみなところ。美術館や記念館のカフェはちょっとお高くても寄っていきたいところが多い。あと目黒に来た時の楽しみの喫茶店は残念ながら本日お休み。これは次回再訪したときに寄ることにしよう。「ウエスト」がなくなってしまったのは残念だなぁ。
美術館の手前の目黒川を橋の上から。
目黒は高低差があるので急な階段が多くて楽しいです。雑司が谷や目白もこんな感じだなと。
帰りにいつも寄っている喫茶店に向かうも今日はお休みだったようで、「維新」というお店でラーメンを食べてから帰宅。澄んだスープがとても美味しい。連休中だからわからないけれどもすんなり入れたけれども、券売機に書かれている説明を読むと行列の仕方が書いてあったので平日は結構な人気なのかもしれない。