2021年6月20日(日)

ランチは広州酒家へ。帰りに店を開けたばかりの古書往来座に寄り、昨晩の不忍ブックストリームⅡのb-spoの感想を伝える。夏目漱石の『こころ』など五冊の本の刷り部数を当てるクイズ。金曜日にリハーサルにおつきあいしたのだけど、完成度がググッッとあがっていた。しかし日差しが強くなってきた。夏が近づいてきている。

夜はニコニコ美術館の「静岡県立美術館「忘れられた江戸絵画史の本流」を巡ろう(出演:橋本麻里)」を見る。これはおもしろかった。生放送でここまでコンパクトにわかりやすく話すのは学芸員さんの準備はかなり大変だっと思う。行きたいが今週末まで。大阪の講義の翌日に打ち合わせを入れていなければ寄れたのだけど。

2021年6月19日(土)

夕方、整骨院に行ってから土曜日も動いている六花書林へ。都電荒川線で雑司が谷霊園の停留場で乗車して、東池袋、向原と二駅で下車。大阪のおみやげをお渡ししてから、ゲラを一本受け取る。駅前の焼肉屋へ。

あまり旅への思い入れはないのだけど、さすがにちょっと遠出したくなり、若し行くとしたら美味しい食事が堪能できそうな台湾かなと想像にふける。せめてもと台湾を舞台にした小説をと思い調べたら、ちょうど乃南アサの『六月の雪』(文春文庫)が文庫化されていたので購入。主人公の孫娘が、戦前の台湾が日本の植民地でだったことを知らない記述があり、おばあちゃんと同様に驚いてしまう。現代の教科書はあまり戦前の制作について書かれていないのか。

そうそう、股旅堂から注文品が届いていた。小村雪岱による装幀の花柳章太郎『水中花』(はなやぎ会、昭和7年)。外装無しで完本。目録発行前の股旅堂さんのツイートの画像に写っていて所持本より綺麗そうだなと思っていた本。

2021年6月18日(金)新興展

まぁまぁ晴れ。朝一で神保町へ向かい東京古書会館へ。本日の古書即売展は新興会。近代文学ものとはあまり縁の無い即売会ですが、念のため足を伸ばす。コロナ禍の影響で初日の18日のみの開催に変更。

その後丸香に列び月見山とかしわ天を食し、日本古書通信社に寄ってから田村書店へ。かなり久しぶりだったので一冊購入。ご主人にワクチン接種の話をうかがう。それから新興会でご挨拶した浅倉屋書店さんに薦められたので萬響へ行くも昼食の為か不在、気を取り直して日本書房に寄り、もう一度田村書店と新興会で細かい買いものをしてから池袋に戻る。

丸香の月見山

気づけば夕食時だったので明治通りに出てとなりの二豊へ向かうもすでに支度中の札にかわっていた。頼めば行けるような気もしたけど迷惑かと思い諦め、通りを渡って目白方面へ歩き広州酒家へ。が、こちらもすでに準備中。残念。コンビニ食かと考えながら100円ローソンでサワーを二本買い、帰宅前に閉店間際の古書往来座に寄ってみたところ思わず話し込んでしまいカバンからサワーを取り出して長居してしまう。瀬戸君の不忍ブックストリーム用の企画のテストに参加。これはおもしろいよ、瀬戸君。

2021年6月17日(木)小村雪岱展後の打ち合わせ

本日は日比谷図書文化館の小村雪岱展の後処理の打ち合わせ。O澤さんとスタッフのお二人が来所。今後のこともちょっと話しつつ、後処理について話し込む。また剥がす可能性を考えるとパラフィンを巻き直す気力はちょっとないかもなぁ。

ちょっと遅めの昼食に夕方に池袋駅前近くに期間限定出店の尾道ラーメン喰海へ。好みの味。しかし、池袋はこういったクリアな醤油(塩)スープのラーメン屋はあまり人気がないようで悲しい。