角川 俳句・短歌賀詞交換会[2018年1月23日]

夜は角川の短歌・俳句の授賞式と新年会へ。場所はパレスホテル東京。会場だった東京會舘が建て替えに入ったので確か一昨年ぐらいから会場が変わった。受付に打田さん。会場で本多真弓さん、花笠海月さん、六花書林の宇田川さんに会う。角川短歌賞を受賞された睦月都さんにお祝いの言葉を。大勢の人に祝福されていました。本多さんに紹介してもらって穂村弘さんご挨拶。初めてお話しさせてもらったのではないだろうか。

東京は大雪[2018年1月22日]

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大雪。珍しくかなり積もっている。金沢時代に一度とんでもない大雪を経験したが、その時は積もり積もってガチガチにかたまった道路の氷のような雪を近所のおじさんが電動ノコギリでグリッド上に切り分けて、用水路に除けていたのには驚いた。普段の雪なら大丈夫なんだろうけれども、あっという間に山盛りになって雪が止んだ後もかなり残っていたような記憶がある。あと引っ越した年の冬が来る前に二足ほど雪使用のサイドゴアを作ったような。革底の靴は用を成さないのです。

装幀+編集の仕事 真田幸治編『小村雪岱随筆集』幻戯書房

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本日、装幀と編集を手がけた『小村雪岱随筆集』(真田幸治編、幻戯書房)の見本が出来上がりました。ライフワークである小村雪岱研究の新たな一歩として、幻戯書房の田口博さんに助けられながらようやくこの本を出すことができました。資料収集、編集、装幀、組版全てを手がけています。タイトルの文字は小村雪岱が春陽堂版「鏡花全集」の函など、装幀で使用した「雪岱文字」(※)を採集し使用しています。また、初出誌で文章に附随する挿絵についてもほぼ全て併せて収録しています。

『小村雪岱随筆集』は雪岱の歿後に刊行された『日本橋檜物町』(30篇収録)には新たに発掘した44篇を加えています。雪岱の新たな側面を見出してもらえれば嬉しいです。

[四六判 上製 角背 定価3,500円+税]
カバー:村田金箔つや消し黒箔(タイトル)+Bk

※「雪岱文字」については拙稿「「雪岱文字」の誕生──春陽堂版『鏡花全集』のタイポグラフィ」(タイポグラフィ学会誌08、2015年)、「「資生堂書体」とその源流としての「雪岱文字」──小村雪岱と資生堂意匠部」(タイポグラフィ学会誌10、2017年)にて詳しく述べています。