三連休のあと

今年の年始は9連休とかなり長い休みでしたが、結局仕事をしない日がまったく無いというお休みになってしまいました。年末に仕事を預かり、休み明けに入稿といった形が何点か重なってしまい、結局帰省も日帰りでした(とは言っても実家は茅ヶ崎なので近いし、昔と違って池袋から乗り換え無しで帰れるのでで行き帰りは結構楽なのです)。そんなわけで今回の3連休が終わってようやく少しだけ落ち着いた感じです。

装幀の仕事では、幻戯書房からの常盤新平さんの本の装幀では四冊目となる『いつもの旅先』が月末に書店に並ぶ予定です。『私の「ニューヨーカー」グラフィティ』『東京の片隅』に続く本で、結果的に三部作となりました。この三部作と装幀の雰囲気は異なりますがもう一冊『明日の友を数えれば』という本の装幀もしています。『いつもの旅先』の装幀は、提案した案が瀟洒ながらもかなりシンプルな装幀だったので、どう受け取ってもらえるか少し不安な心持ちだったのですが編集者のTさんにはかなり喜んでもらえました。見本が届いたら改めてブログで紹介します。

三連休の中日

三連休とはいえ、仕事をしています。夜は友人と池袋駅近くで合流し、もつ鍋で新年会。お互いの仕事の近況など。スクーター屋をやっている友人にヴェスパ、ランブレッタの話を聞いたり、こちらは装幀を話をしたり。最近、ヴェスパはまったく乗っていない(150GSというのに乗っています)。
店を出た後、事務所でコーヒーを飲みながら、友人に漢字の「一」の考え方、扱い方についてじっくりと話し込む。「一般の人にはわからんだろうな〜」という真っ当な意見をもらったのだけれども、門外漢のタイポグラフィについての話をじっくりと聞いて、理解する努力をし、意見まで述べてくれるのは本当にありがたい。