原稿を書きつつ、仕事をこなす。四連休だったようだがいつもと変わらない感じか。電話があまりかかってこないので落ち着くといえば落ち着く。しかし、油断すると部屋の中さえも茹だっているようで空気を入れ換えて冷房もちょっと強めにして過ごす。夏だなぁ。
今日も少し時間をとって資料を探すが見つからず。
原稿を書きつつ、仕事をこなす。四連休だったようだがいつもと変わらない感じか。電話があまりかかってこないので落ち着くといえば落ち着く。しかし、油断すると部屋の中さえも茹だっているようで空気を入れ換えて冷房もちょっと強めにして過ごす。夏だなぁ。
今日も少し時間をとって資料を探すが見つからず。
ちょっと和洋会の棚に思いを残した本があって今日も行ってしまおうかと思ったが控える。執筆作業と装幀仕事の作業を進める。明治通りはちょっと静か。
朝一の新幹線で大阪へ。乗り換え、乗り換えで喜志に到着。暑い……。
夜は変わらずデパ地下で買ったお弁当やおつまみをホテルに持ち込み部屋で食事。しかしいつも思うのは安い。高くて美味しいものもあるのだけど、安いものが多い印象。
ラフの作成や修正などをしつつ、西武にちょっと贈り物の手配をしに行き、その後、ジュンク堂に寄り、Twitterで見かけた『MOGA モダンガール──クラブ化粧品・プラトン社のデザイン』(青幻舎)を探すも棚には見当たらず。hontoには在庫があるも池袋の検索ではひっかからなかった。水曜日以降の購入になりそう。『波』などを頂戴してから事務所に戻る。
装幀案、修正箇所の件で勘違いが……。改めて修正してから六花書林の宇田川さんと電話で打ち合わせ。それから礼状を書いて最終に間に合うように投函。
資料部屋を片づけているが、必要な本が見つからない。
論文集を地道に書いている。そうまだ書いているのです……。本当にごめんなさい。
Twitterで装幀家の桂川潤さんが今月の5日に亡くなられていたことを知る。面識はないのですが日比谷図書文化館での〈複製芸術家小村雪岱〉展にお越し頂けたのは嬉しかったです。行年62歳。あまりにも、あまりにもお若い。つい先日まで色々とツイートされていたのでどうにも信じられない。
装幀のラフ案を制作。うまく着地できず、夕方に切りあげる。
16時に事務所を出て神保町へ。まず魚山堂書店に行き、自家目録の注文品を受け取りつつ雑談。それから日本書房へ向かい、こちらも自家目録の注文品を受け取る。他は寄らずに池袋に戻る。
古書往来座で瀬戸君と話しているときに栃折久美子氏が6月25日に他界されたことを知る。行年92歳とのこと。
税務署に行って書類の提出。完璧。帰りにモスバーガーに寄ってコーヒーを飲みながら出がけに届いていた本を読む。メルカリで購入して、二週間後に到着。なんだったんだ……。福しんでラーメンを食べて帰ったが今日の福しんはイマイチだった。飲んでから食べるとあんなに輝いているのに。
朝5時代にホテルをチェックアウトして新大阪へ。構内のドトールで朝食。池袋についてベローチェで読書して一休み。もっと体力をつけねば。事務所に戻って雑務をこなすも間に合わず。その後用事で税務署へ。帰りに〈えるびす〉をキメようと寄ってみるもなんと6 月末で閉店とのこと……。20年前、まだ20代の時に出会った時代の最先端のよう思えた新しいスタイルのラーメンだった。
六花書林の宇田川さんに電話でお話ししたり。夕方にいつもの整骨院へ。テーピングをしてもらって動きは少し楽になった。見忘れてていた郵便受けを見たら、日本書房から古書目録が届いていた。18時を過ぎていたが一応電話を入れてみたところ、出て頂けたので注文を済ませる。
おそらくあと一週間でブログの一ヶ月毎日更新を達成できる。ツイートを流用しつつ無理せず更新したいところ。
新幹線、少し人が増えたように思う。しかし大阪も蒸し暑い。喜志はくもり。東京と大阪だと電車の席の座り方がちょっと違うように思う。
授業を終えていつもの立ち食いで遅めの昼食の中華そば。夕食をデパ地下で調達してからホテルにチェックイン。
1990年に続いて2015年の資生堂パーラーのパッケージリニューアルを手がけたのは仲條正義氏ですが、そのリニューアルパッケージのうちの一つの〈包装紙〉は大正13年に資生堂意匠部の唯一の創立部員である矢部季によるデザインが踏襲されています。(意匠部には小村雪岱も大正12年まで在籍しています)
またこの包装紙で採用されているデザインは、Aubrey Beardsleyが装幀を手がけたBen Jonson『Volpone』(1898年)の装幀で使用された文様の形を引用したデザインとなっています。
包装紙のデザインは後に後の意匠部部員の沢令花や山名文夫を初めとした意匠部のデザイナー達、そして仲條正義氏により手が加えられ、現代に続いています。
また、この包装紙のデザインは実は矢部は大正8年に装幀を手がけた北原白秋『白秋小唄集』(アルス)で既にこのデザインを採用している事を、拙稿「「資生堂書体」とその源流としての「雪岱文字」」(タイポグラフィ学会、2017年)で指摘しています。矢部季はデザイナーとしてだけでなく、詩人としても活躍しており北原白秋の近くにいた人物でもありました。白秋の著著に度々関わっていることも合わせて、拙稿で指摘しています。
ちなみに『白秋小唄集』は、白秋の弟、北原鐵雄の出版社〈アルス〉から刊行されています。とてもかわいらしい小型本です。