2023年3月24日(金)和洋会・五反田遊古会

徹夜仕事を済ませ、8時前にデータを送信。メールの返信などを済ませてから神保町へ。本日の東京古書会館の古書即売展は和洋会。ちょっと曇りつつも太陽の日差しも暖かで春めいている。会場では昭和11年代の『現代』を三冊購入。うち一冊は小村雪岱挿絵の邦枝完二「お伝情史」を収載。三冊とも頁をめくると崩れそうな状態だが雪岱の挿絵だけでもなんとかスキャンしたいところ…。注文を悩んだ目録の未知の一冊(竹久夢二の表紙絵)、注文がかなり重なったとのこと。

和洋会の後はいつも通り丸香へ。今年初めての冷かけに梅干しを添える。美しく美味しかった。徹夜仕事明けで疲れ気味だけれども、今日から始まった神保町さくらみちフェスティバル、靖国通りでは春の古本まつりと謳ってのワゴンが並んでいる。極美の佐野繁次郎装幀の全集端本などを購入。盛林堂は相変わらずの人だかり。小野くんに『アーカム・ハウスの本』を頂きました。

神保町から五反田に移動。南部古書会館は五反田遊古会。一階で3冊購入。小村雪岱はなし。一冊は舞台装置関係。会計で多田くんに会ったのでお誘いしてお茶。今月号の古通に寄せた文章のディティールを聴くことができたのは中々楽しかった。外に出ると少し小雨。事務所に戻って一眠りしてから続けて朝まで仕事。

2023年3月17日(金)趣味展

空は曇り。8時30分には家をあとに神保町に向かう。本日の東京古書会館は趣味展。意外にも列びの人数がぐろりや展よりも少ない。なにがあったのか。『北園克衛1920年代実験小説集成 20′s』(幻戯書房)の編者の加藤仁さんと朝イチの会場で久しぶりに会う。会場では小村雪岱の資料は見つけられなかったが、端がポロポロではあるけれども平民新聞の1号から75号までの揃い(欠あり)を扶桑書房さんの棚で確保!この新聞、明治時代の若き竹久夢二が〈コマ絵〉を多数寄せている貴重なもの。うきうきしながら一人で昼食の丸香へ。

昼食後に再び会場の棚をチェックしていたら恩地孝四郎や泉鏡花関係の本を発見、手元に。扶桑書房の東原さんとすこしお話し。まだまだ即売展続けて欲しいところですが、そろそろ80歳を迎えることを知っているとお願いしにくい。会計後、ドトールでコーヒーを飲んでいたら盛林堂の小野さんが坂をくだってきたので雑談。小野さんの働きっぷりにはただただ感心する。午後は仕事。

2023年3月10日(金)愛書会・WBC 対韓国

この空気感、春の雰囲気。金曜日なので朝イチで神保町へ。本日の東京古書会館は紙魚展。映画・演芸雑誌や新聞を徹底的に見る。早めのお昼は丸香をまた2杯。青唐うどん美味し。しかし、今日はまた行列が一層すごかった。平日も徐々に厳しくなってきた気がする。再び会場で棚をチェックしてから伯剌西爾で珈琲。本の雑誌社の編集者の前田くんと合流して、新刊とか古書の話。

夜はスポーツバーと化している古書往来座へ。WBC二試合目は韓国。厳しい試合になるかと思ったけど意外にも大差での勝利。WBCは怖いなぁ。

2023年3月3日(金) 愛書会

金曜日は早起き。9時25分に家をでて東京古書会館に10時少し過ぎに着。本日の古書即売展は愛書会の初日。いつも通り、やすだ書店さんの棚でじっくり資料を探る。小村雪岱の舞台装置写真が載っていた『芝居とキネマ』を四冊購入。そろそろ雪岱の舞台装置の写真も自分用にIndesignで組んで整理しておきたいところ。『小村雪岱舞台装置写真集』もありかもしれないが権利関係がなぁ。10時35分に一度会館を出て丸香に列ぶ。美味し。再び会館に戻り、お昼休みの古通の編集者の樽見さんと会場で少しお喋り。新日本書籍の樹木くんに挨拶して池袋へ。樹木くんは月二回は即売展をこなしているんじゃないか。

趣味展 2022年1月13日

くもり。朝イチで東京古書会館へ。本日は趣味展(趣味の古書展)。いつものように行列で早くに来たつもりだったがそれでも12人目だった。会場で小村雪岱関連は二冊など。目録に載っていた扶桑さんの長田幹彦の新聞切り抜きが欲しかったがここは我慢。昼食は今年初の丸香です。期待に違わぬ美味しさでした。そして東京堂書店でちくま文庫新刊『銀幕に愛をこめて ぼくはゴジラの同期生』(宝田明著/のむみち構成)を購入!

三省堂書店池袋本店古本まつり 1月9日(月・祝)

成人の日は快晴。めでたい。池袋西武の三省堂書店の古本まつりは今日が初日。歩いて五分もかからない会場なので9時前に行きこんで行ったもののすでに結構な行列。入場制限の整理券も配っていた。ここ数年デパート展の列びは早まった気がする。ちょこっと買った。